運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

ニュース

防災関連の最新ニュースをご紹介

記事が削除される等の理由で、リンク切れとなる場合があります。ご了承下さい。

【普及啓発】災害関連死防止へトイレ対策急務 神戸で研修会/兵庫

兵庫県環境整備事業協同組合の企画で、避難所でのトイレの在り方について考える研修会が3日、兵庫県神戸市のラッセホールであり、学識者、NPO法人代表、兵庫県職員の3人がそれぞれの立場から課題を指摘した。大正大の岡山朋子教授(環境学)は熊本地震の被災地を調査。平時に業者などと連携していた自治体が仮設トイレをスムーズに調達できたことを報告した。一方で家庭レベルの自助として、停電と断水が発生してもトイレを確保できるよう、便器にかぶせるビニール袋や凝固剤、段ボールなどの備蓄を呼び掛けた。NPO法人「日本トイレ研究所」の加藤篤代表理事は、避難所でトイレ対策のリーダーを決め「防災トイレ計画」を作成すべきと提案。し尿処理場やバキュームカーが稼働しない場合など、各事態を想定した外部連携を求めた。兵庫県災害対策課の進藤敦彦氏は阪神・淡路を教訓に、トイレの備蓄や衛生対策についてまとめたトイレ対策の手引を作成したことを報告した。【7月4日 神戸新聞より】