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【普及啓発】自作の津波模型で出前授業200回 岩手・宮古の高校生
岩手県立宮古商工高校機械科の生徒による「出前防災授業」が200回に達した。自分たちで作った模型を使い、津波を再現する授業で、2005年に始まった。200回目の授業は22日、宮古市の鍬ケ崎小学校であった。「津波模型班」の6人が津波発生の仕組みや過去の被害を説明し、この小学校がある地区を再現した、約1・8メートル四方の模型で津波を実演した。授業は、旧宮古工業高時代に「ものづくりを通じて防災に貢献しよう」と始めた。機械科3年生の有志で津波模型班をつくり、市内の小中学校などで実演。授業を受けた市内の小学校では、震災の時、校内にいた児童の犠牲者は出なかったという。震災後は高校や大学での実演が増え、活動は県外にも広がった。ベニヤ板や紙粘土で作る模型は、リアス式海岸の複雑な地形や街並みを詳細に再現している。1年半ほどかけて1基ずつ作り、これまでに12基完成した。【1月26日 朝日新聞より】
▼岩手県立宮古商工高等学校 津波模型による地域防災の取組
http://www2.iwate-ed.jp/myc-h/tsunami.html