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【普及啓発】自宅再建はわが街で 人吉市民66%が希望 熊本豪雨

熊本県人吉市は11月30日、令和2年7月豪雨の市復興計画策定委員会で、市民を対象にした復興に関するアンケートの集計結果を初めて公表した。アンケートは市が復興計画の策定などに役立てようと10月に実施。市内在住の18歳以上から無作為に選んだ2000人が対象で、1065人から回答を得た。「避難に関して問題と感じたことは」との問いで最も多かったのは「コロナ禍であり指定避難場所への避難を躊躇した」だった。7月の豪雨災害は新型コロナウイルスの感染拡大後、国内で初めての大規模災害だったが、避難所の被災者が陽性となったケースはなかった。市は理由を「避難所に国からパーティションや段ボールベッドの支援が早めに届き、避難者の適切な距離がとれたことや手指消毒の徹底」と分析している。また、避難に関する問題点として2番目に多かったのは「避難情報を入手しづらかった」で、自由記述の回答に防災行政無線の聞こえにくさを指摘する声もあった。防災上特に必要と考えるハード対策を尋ねた問いで最も多かったのは「治水対策」で、「情報通信網の強化」、「道路・橋梁の強靱化」と続いた。【12月1日 熊本日日新聞より】