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【普及啓発】被災時「水が必要」最多 熊本地震150人調査

熊本日日新聞社は、2016年4月の熊本地震で住宅被害を受けた被災者150人を対象に、約1年ごとに聞き取っている生活状況や復興の実感についての追跡調査の結果をまとめた。「発生当初に必要性を感じたものは」を複数回答で尋ねたところ、「水」が最多の56%。多くの被災者が水の確保に苦労した実態がうかがえた。当時の体験を教訓に、水の備蓄を心掛けているという声も多くみられた。熊本地震の被災地では、長期の断水を余儀なくされた。回答では「常に水の確保に必死だった」「飲み水や生活用水として大量に使う」「水がないと食事もできない」など、当時の切実な状況が浮かび上がった。次いで多かったのが、45%が回答した「トイレ」。断水でトイレの水が流せず、多くの被災者が不便を強いられた。3番目に多かったのは、41%が答えた「正確な情報」。「水や食料はどこでもらえるのか、正しい情報がなければ受け取れない」との意見のほか、「津波が来る」「ライオンが逃げた」など当時、実際に聞いたデマの拡散を懸念する回答も相次いだ。【4月11日 熊本日日新聞より】