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【普及啓発】被災者支援へ連携確認 九州の災害ボランティア、初の連絡会議
九州に拠点を置く複数の災害ボランティア団体が21日、九州災害連絡会議を初めて開いた。NPO法人くまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)などが呼び掛け、福岡県久留米市で開催。熊本、福岡、佐賀、大分各県のNPOや大学から約30人が参加し、西日本豪雨の被災地で深刻化している人手不足を補うボランティア派遣や、コミュニティー支援策などを検討した。在宅被災者らの支援ニーズの掘り起こしや、情報共有の必要性も確認。熊本地震や福岡・大分豪雨の被災地で活動を続ける団体メンバーらは「西日本豪雨では災害対応に慣れない人も多く、短期でも自分たちの経験やノウハウを伝えるといったサポートが有効だ」と述べた。災害ボランティア団体が県境を越えたネットワーク構築を目指すのは「全国でも九州が初めて」とKVOADの樋口務代表理事は話す。呼び掛け人の一人で、福岡県朝倉市などで活動を続ける市民団体YNFの江崎太郎代表は「近年は復旧支援が追い付かないペースで大規模災害が発生し、ノウハウを持つ各団体の連携の重要性が高まっている」と話した。【7月23日 熊本日日新聞より】
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