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【普及啓発】逗子の土砂崩れ、風化した「もろい」凝灰岩が崩落か/神奈川

神奈川県逗子市の土砂崩れは、大雨や地震がない中で突然起きた。横須賀市自然・人文博物館の柴田健一郎学芸員によると、現場周辺は、火山灰などが約400万~約250万年前に堆積してできた凝灰岩が広く分布している。東京電機大の安田進名誉教授(地盤工学)は、「凝灰岩は地表面で風雨にさらされたり、寒暖によって膨張と収縮を繰り返したりすると、風化を起こして崩れやすくなる」と話す。斜面は通常、大雨で地盤が緩んだり、地震で強い衝撃が加わったりすると崩れやすい。ただ、風化が激しいところでは、風による樹木の揺れや、大型車両が付近を通る振動などが引き金になることもあるということである。安田さんは「今後、同様のことが周辺で起きる可能性はある。早急に地盤の点検を行い、補強工事など適切な対策を取るべきだ」と指摘した。【2月5日 読売新聞より】