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【普及啓発】避難所生活、脱「雑魚寝」 段ボールベッドの導入進む

西日本豪雨を受けて開設された避難所で、段ボールでつくられた簡易ベッドを導入する動きが進んでいる。段ボールベッドは、床に寝るよりも横になったり起き上がったりする動作が楽になる。動かずにいる時間が長くなると、下半身に血栓ができてエコノミークラス症候群を引き起こしやすくなる。また、土砂災害の近くでは砂ぼこりが多くなる。新潟大の榛沢和彦・特任教授(心臓血管外科)によると、床から30センチ高く寝ることで、ほこりを吸い込む量が3割ほどになり、肺炎や胃腸炎などのリスクが減るということである。日本の避難所は床の上に大勢の避難者が寝る「雑魚寝」が多い。だが、床で体が冷えたり、足音や振動が伝わりやすく不眠になったりするなど、心身へのリスクも指摘されている。内閣府の避難所運営ガイドラインは、継続的な避難者に対し「簡易ベッドの確保を目指す」と明記している。【7月13日 朝日新聞より】
▼避難所・避難生活学会 避難所・避難生活学会からの緊急提言
http://dsrl.jp/20180707_teigen/