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【普及啓発】避難所生活で認知症悪化を懸念 被災の真備、家族に大きな負担/岡山

西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町地区。軽い認知症の母親を抱え、自宅近くの小学校に避難する女性は「環境が違うからか、薬を頻繁に飲み忘れる。ずっと一緒にいるわけにもいかず、どうしたらいいのか…」とつぶやく。慣れない避難所生活も半月以上。猛暑で自宅の片付けもままならない中、家族に重い負担がのしかかる。住み慣れた自宅を離れ、多くの人と一緒に暮らす避難所。ストレスが蓄積し、体調を崩す住民は多い。中でも見守りがなく、専門的ケアを受けられない認知症高齢者は、長引く避難生活で症状の悪化が懸念されている。倉敷医師会は認知症の人やその疑いがある人をサポートしようと、倉敷市内の4医療機関に「初期集中支援チーム」を立ち上げた。医療職と介護職で編成し、20日から避難所や医療機関を訪ね、本人らに適切な医療、介護につなげるためのアドバイスを行っている。【7月26日 山陽新聞より】