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【普及啓発】防災、岩手から世界へ 盛岡で国際会議開幕
岩手大学と米ハーバード大学、中国・清華大学による「国際防災・危機管理研究岩手会議」が17日から4日間の日程で、岩手県盛岡市で開幕し、世界15カ国以上から約150人の研究者を含む約300人が参加した。西日本豪雨を含め、近年の災害が大規模・広域化し、想定外の被害に至っている現状を報告。「事前復興」の取り組みや、それを実行する強力なリーダーシップの重要性を提起した。オランダのライデン大政治学研究所のアーレン・ボーイン教授(公共政策)は、震災と原発という複合災害や気候変動による豪雨災害などを例に、国境や地域、制度、専門性を越えた「越境災害」が各地で起きている現状を指摘。「既存システムでは対応できない想定外の危機。境界を越えた連携が必要で、それには日本の教訓を共有することが重要だ」と述べた。【7月18日 岩手日報より】
▼国際防災・危機管理研究 岩手会議
https://inds-iwate.org/