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【普及啓発】防災学び合い交流 被災した上益城と県外の小中学生/熊本

熊本地震で被災した熊本県嘉島町、御船町、益城町の子どもたちが22日、夏休みを利用して訪れた県外の小中学生らとそれぞれ交流した。嘉島町役場であった交流会には、嘉島中の生徒17人、静岡県の北郷中と大須賀中の生徒10人が参加した。地震の際に静岡県が町を支援したのを機に交流が始まり、3月には嘉島中生徒が静岡県に招かれている。嘉島中生徒は被災状況や体験をスライドで発表。災害時にどう行動するかを考えるゲームに一緒に取り組んだ。「実体験が聞けてよかった」と大須賀中3年の太田絢寧さん。嘉島中2年の白神尚也さんは「静岡県では年7回の訓練があると聞いて意識の高さに驚いた」と話した。御船町の御船中には山口県の小中学生48人が訪れ、地元の小中学生52人と交流した。地震支援で町に職員を派遣した同県が、防災体験学習として企画。同県職員の協力で避難所運営が改善した事例が紹介されたほか、非常用の米を使ったカレーの試食もあった。益城町の益城中には、香川県の琴平中の生徒26人が訪問し、益城中の生徒約150人が出迎えた。益城中の生徒は、避難生活について「断水で風呂に入れずつらかった」「非常食や水の大切さが分かった」と説明した。【8月23日 熊本日日新聞より】