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【普及啓発】防災情報まとめ電子地図 被災校の児童が防災とプログラミング学ぶ 北九州/福岡

昨年7月の西日本豪雨で土砂崩れ被害を受けた福岡県北九州市八幡東区の市立祝町小学校で、4年生13人がプログラミング教材を使い、校区内の防災情報をまとめた電子地図を作った。4年生は6月、総合的な学習の時間を使って校区内を歩き、土がむき出しのままの斜面や1人ずつしか通れない住宅地内の細い階段など、避難時に注意が必要な場所をピックアップ。写真を撮影し、過去の大雨被害の状況を住民に聞くなどして情報を集めた。一方、地図を活用した教育サービスの事業化を構想するゼンリンは、写真・コメントの挿入や座標設定などコンピューターへの指示をあらかじめまとめ、簡単な操作で地図上に情報を表示するプログラミング教材の開発を進めている。その実証実験の一環で、2020年度のプログラミング教育必修化に先行して取り組む同小に教材ソフトを提供した。児童らは教材ソフトを使ってパソコンに指示を出し、自分たちが集めた情報を一つ一つ電子地図に落とし込んだ。今月16日に開かれた発表会では、パソコンでソフトを操り、大型モニターに映した地図で調査結果を説明。写真や説明を表示させながら「一人一人が危険な場所を知っておくことが大事です」と訴えた。【10月24 毎日新聞より】