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【普及啓発】防災意識向上は教員から 宮教大311研修機構が本格始動

東日本大震災で被災した教育現場の教訓を伝えて学校防災に生かそうと、宮城教育大学が教育関係者を対象にした被災地研修に力を入れている。学内拠点の「311いのちを守る教育研修機構」が4月に発足して初の本格研修が8月28日まで4日間、岩手、宮城両県で行われた。26日には岩手県釜石市鵜住居地区を訪問。震災当時、釜石東中3年で市の伝承施設「いのちをつなぐ未来館」職員の菊池のどかさんが震災時の状況を説明。津波の恐ろしさや震災前に受けた防災教育の重要性を指摘した。釜石東中の副校長だった村上洋子さんは、東中の生徒と鵜住居小の児童が共に命を守った「釜石の出来事」について現地を案内しながら振り返った。避難を優先してマニュアルにあった校庭での点呼を省いた決断や、指定の避難場所を高台に変更して難を逃れたことを説明した。研修機構を統括する武田真一特任教授は「震災の教訓を伝承し、災害を生き抜く人々を育てる上で教員が果たす役割は大きい。被災地の教員養成大学として研修プログラムを一層充実させていく」と話した。【8月29日 河北新報より】
▼宮城教育大学防災教育研修機構(311いのちを守る教育研修機構)
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