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【普及啓発】防災知識を次世代へ 中津市でシンポジウム/大分

大分大学の主催で、官・民・学が一緒になって考える「防災シンポジウムin中津―災害多発時代を生きるために」が26日、大分県中津市の中津文化会館であった。昨年11月、同大生、同大院生、中津北高生約20人は、水害や山崩れがあった4カ所で関係者に話を聞き、提言としてまとめた。提言は▽行政に頼らず、各自で備蓄や逃げる準備をする▽ハザードマップなどを活用し、災害の予知、予測をする▽災害遺構を残すだけではなく、知識・記憶を継承する▽若い世代の意識を向上するため、小中学校の防災教育拡充が必要、とした。会場参加型のパネルディスカッションもあり、官民の代表者6人がパネリストを務めた。気候変動に伴う災害の激甚化や、堤防などハードの整備だけでは災害を完全に防げないことを確認。コーディネーターを務めた同大減災・復興デザイン教育研究センター次長の鶴成悦久准教授が「私たちは社会インフラに守られ、災害に無頓着になっている。災害多発時代に入り、地域では人口が減少している。地域、行政、個人それぞれの立場で一人一人が考えなければならない」と総括した。【1月28日 大分合同新聞より】
▼大分大学減災・復興デザイン教育研究センター 減災シンポジウムin中津市 -災害多発時代を生きるために-
http://www.cerd.oita-u.ac.jp/2019/12/12/20200126/