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【普及啓発】<宮城県沖地震40年>防災リーダー育成進み8870人に 目指すは1万人

宮城県が創設した防災指導員や仙台市の地域防災リーダー(SBL)など「防災リーダー」の養成が県内で進んでいる。防災指導員は宮城県沖地震に備え2009年度に県が創設し、自主防災組織などの運営に主眼を置いた「地域コース」と、企業の事前防災や帰宅困難者対策に当たる「企業コース」がある。東日本大震災後には、要支援者の避難支援や企業の業務継続計画(BCP)策定演習など指導員のスキルアップを図るフォローアップ講習も設け、6年間で計1344人が参加した。仙台市は2012年度、初期消火や負傷者の応急手当てなど実技を盛り込んだSBL制度を独自につくり、計690人が認定された。「各地域から満遍なく受講者を推薦してもらい、地域に根ざして防災活動に取り組む人材を増やす」(市減災推進課)のが狙いである。県教委も2012年度から学校現場の防災リーダーとして、「防災主任」を公立学校に配置。異動などで担当を離れた後も、地域の防災指導員として活動するケースが多いということである。川平団地町内会自主防災会で副会長を務める中田芳江さんは「宮城県沖地震は繰り返し起こるとされており、切れ目なく地域防災の担い手を確保することが重要だ」と指摘する。【6月13日 河北新報より】
▼宮城県 宮城県防災指導員認定制度について
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kikitaisaku/ks-bousaisidouin28.html