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【普及啓発】13年目の防災講座、職員が「授業」 静岡県東部危機管理局
教員籍を持つ静岡県東部危機管理局職員が管内の高校や特別支援学校に出向いて、防災の担い手を育成する取り組みが2017年度で13年目を迎えた。難しくなりがちな内容を学校現場に熟知した「先生」が分かりやすく説明するスタイルで、地域の防災力向上に一役買っている。担当職員は座学だけでなく、避難所運営を模擬体験する「HUG」や災害時の判断力を学ぶ「クロスロード」といったゲームを交えながら、講座を進める。12月5日に伊豆の国市の県立東部特別支援学校で行われた講座には、生徒や教員ら約30人が集まった。同校防災課長の喜多健一郎教諭は「車椅子の子どもたちがいざという時に介助の職員に対処法を発信できるほどのレベルに高まれば」と話した。教員籍を持つ職員が学校に出向く防災講座は、東部危機管理局に加え、中部・西部危機管理局と賀茂振興局危機管理課でも行われている。実施先は東部が高校中心なのに対し、中部、西部、賀茂は小中学校まで広げているのが特徴である。県危機情報課の担当者は「児童生徒の対応にたけている教員籍の職員が説明することで、若い世代の防災力向上につながっている」と効果を話した。【12月24日 静岡新聞より】
▼静岡県東部機器管理局 サポートします!防災訓練・防災講座
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