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【歴史・教訓】「姉川地震記録」発見 110年前の惨状、生々しく 滋賀の郷土史研究グループ

明治42(1909)年8月、滋賀県長浜市などに甚大な被害をもたらした「姉川地震」を住民が記録した「震災日誌」が同市国友町の旧家で見つかり、郷土史の研究グループが今月号の会員誌で発表した。「震災日誌」は神照村(現長浜市)の村長を務め、当時はすでに引退していた国友藤平が記録した。日誌には大激震が5分ほど続き、家の中は散乱、石灯籠は倒れ井戸水は濁ったことなどを記載。畑に急ごしらえの屋根を設けて野宿したが余震で眠れなかったことなど、震災で起こった身近な出来事を記録している。姉川地震に詳しい長浜城歴史博物館の福井智英学芸員は「後世に惨状を伝えるために記録され、被災者の生活目線でとらえた貴重な資料」と評価している。来年に震災から110年を迎えるにあたり、国友村塾は関連資料の整理を進めており「地域の人に被害を伝え、震災への備えを進めたい」などとしている。【6月14日 産経WESTより】
▼長浜市 姉川地震
http://www.city.nagahama.lg.jp/section/kyouken/junior/category_02/04_disaster/anekawa_earthquake/index.html