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【歴史・教訓】正造の治水論 現代のヒントに 記念館で洪水テーマの企画展 館林で/群馬

NPO法人が運営する群馬県館林市の足尾鉱毒事件田中正造記念館で、企画展「洪水−むかし 今 これから」が開かれている。明治末期に起きた関東大洪水(関東大水害)の被災地を老骨にむち打って巡った田中正造の足跡とその治水論などを紹介している。注目は「むかし編」。関東だけで死者700人超、家屋全壊・流失約5000戸の被害が出たと伝わる1910(明治43)年8月11日の関東大洪水に焦点を当て、フィールドワークを行った正造の「河川巡視日記」を基に構成した。発生直後から1年以上かけて群馬、栃木、茨城、埼玉、千葉の5県を巡り、利根川、渡良瀬川、鬼怒川などの被災地の人々と交流しながら個々の逆流、破堤状況を記している。展示では、大きな河川地図に調査地点を落とし込み、当時の洪水に苦しむ人々の写真も添えた。台風19号被害状況やその後の自治体の対応、刷新されたハザードマップなども展示。学術的研究や新たな防災の取り組みも新聞記事などで紹介している。【10月22日 東京新聞より】
▼足尾鉱毒事件田中正造記念館 第12回企画展のご案内「洪水―むかし 今 これから―」
http://www.npo-tanakashozo.com/event-infomation.html#2020kikaku12