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【歴史・教訓】津波で残った住宅の基礎 震災遺構で保存へ 仙台/宮城
東日本大震災の津波で被害を受けた宮城県仙台市若林区の荒浜地区に当時のまま残った住宅の基礎部分について、仙台市は「震災遺構」として保存していくことになった。今年4月から「震災遺構」として一般公開されている荒浜小学校から海側に700メートルほどのところにあり、当時のまま基礎部分だけが残った姿は津波の威力や恐ろしさを物語っている。仙台市が設置した専門家の委員会からは、震災の記憶を後世に伝えるためにこうした住宅の基礎部分も「震災遺構」として保全すべきだといった意見が出され、住宅の当時の所有者などから了解も得られたことから保存することを決めたということである。仙台市は、来年度から整備工事を始め、再来年度に一般公開したいとしている。【9月6日 NHKニュースより】
▼仙台市 震災遺構として荒浜地区の住宅基礎の一部を保存します
https://www.city.sendai.jp/sesakukoho/gaiyo/shichoshitsu/kaiken/2017/09/6arahama1.html