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【歴史・教訓】災害史 紙芝居で次代へ 笠間の住民が制作/石川

石川県の白山市笠間地区の歴史を伝える「笠間郷土史クラブ」が、災害の教訓や防災対策をまとめた紙芝居作りを進めており、地区社会福祉協議会が16日、笠間公民館で行う防災イベントで披露しようと目指している。紙芝居は全12枚で、2章立て。前半の6枚は「手取川大水害」や「三・八豪雪」など、過去に地域に起きた災害を伝える。後半では災害時の避難行動の在り方や必要な備蓄品について紹介する。市の総合ハザードマップも折り込み、避難場所も確認してもらう。絵を担当したクラブの坂本雅邦会長は、紙芝居作りの理由を「災害は誰にとっても無縁ではない、と感じてほしいという思いから」と話す。坂本さんは会員の米田浅子さんと協力し、約3カ月かけて紙芝居の絵を画用紙に描いた。「見た人に当時の様子を想像してもらうためには絵の緻密さが不可欠」と考え、災害体験者に話を聞き、現場に足を運んで、絵に反映させた。完成した紙芝居は今後、地域の歴史を伝える「笠間おはなしの会」が、公民館で10月にある文化祭などでも読み聞かせする予定である。【2月9日 中日新聞より】