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【歴史・教訓】災害記念館改装オープン 雲仙岳噴火の伝承に期待 島原/長崎
長崎県島原市の雲仙岳災害記念館が1日、改装オープンし、記念式典が行われた。43人が犠牲となった大火砕流発生時の島原市長、鐘ケ江管一名誉館長は、最新技術を導入した展示を「時代に合った変化を遂げ、来館者の心に残る姿になった」と語った。新設エリア「ワンダーラボ」ではジオラマを使った噴火の再現実験もできる。火山分野を専攻した大学時代に噴火中だった普賢岳に興味を持ち、島原に移り住んだ記念館の長井大輔学芸員は「ワンダーラボを、子どもたちが火山に目を向けるきっかけの場にしたい」と話した。運営する雲仙岳災害記念財団の理事長、古川隆三郎島原市長は「幅広い世代が何度来ても楽しめる施設になった。しっかりと伝承の役割を果たしたい」と意気込んだ。【4月2日 西日本新聞より】
▼雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)
https://www.udmh.or.jp/