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【歴史・教訓】狩野川台風の記憶、次代へ 流域で防災教育実践校広がり/静岡
国土交通省沼津河川国道事務所と狩野川流域7市町などでつくる「狩野川台風の記憶をつなぐ会」が2016年度から始めた流域周辺小学校での防災・河川環境教育の授業が、徐々に広がりをみせている。2017年度は実践校が前年度より1校増え、4市町4校で4年生を対象に実施した。本年度モデル校となった長泉町立南小で8日、「風水害からくらしを守る」をテーマに授業が開かれた。担任の渡辺亜夕教諭が「水害から命を守るためにできることは何か」と問いかけ、児童は「どこに逃げるか家族で話し合う」「テレビやラジオ、スマホで情報を確認する」などと、事前に準備すべきことや災害後に取るべき行動を挙げた。清水町立南小は11月初め、伊豆市熊坂で被災した西島萬徳さんの体験談を聞いた。男子児童は「災害に遭った時の行動を普段から考えるのが大事だと思う」と話し、女子児童も「災害に遭っても、『生きる』と強く思うことが大事だと分かった」と感想を語った。同事務所の担当者は防災教育の狙いについて「過去の大災害を風化させることなく、今生きている人たちに防災の大切さを伝えていく」と話している。【11月16日 静岡新聞より】
▼沼津河川国道事務所 狩野川台風の記憶をつなぐ会
http://www.cbr.mlit.go.jp/numazu/river/tsunagu/index.html