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【歴史・教訓】福井地震、70年の記憶継ぐ 紙芝居読み聞かせ、実践的な避難訓練 進む風化、活動続く

1948年の福井地震から28日で70年を迎えた。内閣府によると死者は3769人で、東日本大震災、阪神・淡路大震災に次いで戦後の地震で3番目に多い。被災者はいずれも高齢となり、人々の記憶も風化が進む中、被害を語り継ごうとする活動が地道に続けられている。福井市の消防士だった平野和夫さんは、昨年、地震当時26歳で小学校教諭だった故加藤恒勝さんの経験を基に紙芝居を作った。市内の各消防署に配ったほか、自らもイベントなどで子供たちに読み聞かせている。福井工業大学の竹田周平教授(建築土木工学)は「いつどこで起きてもおかしくない。普段からの備えが重要」と訴え、より実践的な避難訓練を提唱、県内や石川県の小学校で指導している。訓練では、ガラスが割れるなどして通れないとの想定で廊下に跳び箱や平均台といった障害物を置いている。竹田教授は「児童らは福井地震をよく知らない。訓練を通じて、阪神大震災までは戦後最大の地震被害とされた福井での地震について学んでほしい」と話している。【6月28日 産経ニュースより】
▼福井工業大学 熱中時間「防災意識」
http://www.fukui-ut.ac.jp/passion/entry-98.html