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【歴史・教訓】若手職員に震災の教訓継承 当時の宮城県警幹部が経験紹介

東日本大震災の経験と教訓を若手の警察官らに伝承しようと、宮城県警は17日、宮城県名取市の県警察学校で、当時の幹部の経験談を聴く震災伝承教養を開催した。震災当時の仙台東署長で、2011年5月から警備部長を務めた菅野敏彦さんが基調講演し、地震発生直後の状況を振り返った。菅野さんは「数メートルの津波が来る」という情報を得て全署員を退避させた。翌日、津波が到達した地区を訪れ多数の遺体を確認し、当時の判断の正否を考えたという。「有事のときは優先順位を付けることが重要。それぞれの職場で考えてほしい」と訴えた。当時、本部長を務めた竹内直人さんと、沿岸部の警察署長だった8人によるパネル討論もあった。南三陸署長だった新田恭一さんは「職務遂行は重要だが、自分の身を守ることも考えてほしい。震災のことを繰り返し思い出して」と呼び掛けた。【2月18日 河北新報より】