運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

ニュース

防災関連の最新ニュースをご紹介

記事が削除される等の理由で、リンク切れとなる場合があります。ご了承下さい。

【歴史・教訓】西日本豪雨1年 被災者ら当時の心境や後悔語る たつの/兵庫

昨年7月の西日本豪雨で大規模な洪水に見舞われた岡山県倉敷市真備町の被災者に話を聞く座談会が28日、兵庫県たつの市の揖西公民館であった。真備町で月に1回、炊き出しや物資支援、サロン活動に取り組む揖西北まちづくり協議会のメンバーが、豪雨1年を機に企画した。被災当時、寝たきりの妻と2人暮らしだった中本昭彦さんは「車いすの妻を避難所に連れていくと迷惑を掛けてしまう」と、深夜に高台に避難して車で一晩を明かした。「障害者や高齢者らの受け入れ先となる福祉避難所が自宅近くにあったと後で知った」といい、行政の積極的な情報発信の必要性を訴えた。当時の避難状況について吉田淑子さんは「町内スピーカーからは『避難してください』とだけアナウンスがあった。どれくらい水が迫っているかが分からず、逃げ遅れた近所の数人が亡くなった」と振り返った。「早急に避難しないと命に関わると、あの瞬間に伝えてほしかった」と悔しさをにじませた。他にも「急ぐあまり何も持たず家を出てしまい、食料を買えず後悔した」「ペットを連れて避難所に行くことが申し訳なかった」などの声もあった。【7月29日 神戸新聞より】
▼揖西北まちづくり協議会
https://www.facebook.com/issaikita/