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【歴史・教訓】避難所立地点検を 静岡大2教授、現地調査の教訓提示/静岡

九州北部豪雨から5日で1カ月を迎えるのを前に、被災地を現地調査した静岡大防災総合センターの岩田孝仁教授と牛山素行教授が4日、静岡市葵区の県地震防災センターで報告会を行った。牛山教授は死者・行方不明者の発生場所を推定し、原因を洪水と土砂災害に分類した。今回の災害は山間部の中小河川で発生した山地河川洪水で、牛山教授は「洪水の犠牲者はいずれも川沿いの低地で亡くなったとみられる」と指摘し、「堤防がない山地河川では特に、橋と同じ高さに建つ家は浸水の危険性があると認識してほしい」と呼び掛けた。岩田教授は、防災関係機関の洪水対応をまとめる事前防災行動計画(タイムライン)策定で住民参画を重視し、行政の危機感を地域で共有する態勢づくりの重要性を訴えた。また、被災地で川沿いの公民館を避難所に指定していた事例があったことから、岩田教授は「県内各地の避難所が、洪水や土砂災害などを避ける安全な場所にあるか、緊急点検するべき」と求めた。【8月5日 静岡新聞より】
▼静岡大学防災総合センター 「平成29年7月九州北部豪雨による災害・現地調査速報会」のお知らせ
http://sbosai.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/297-4587.html