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【歴史・教訓】震災の記憶、劇で伝える 東京の劇団、南三陸で聞き取り制作
東京の演劇集団「ごきげん一家」が、東日本大震災で被災した宮城県南三陸町の住民の体験談を基にした朗読劇を制作した。町内の一般社団法人南三陸研修センターが企画。ごきげん一家の団員が2月下旬に町内に滞在し、震災を経験した高校生や元町職員ら12人から当時の状況などを丹念に聞き取り、30分の劇に仕上げた。公演は同26日に町生涯学習センターであり、約20人が鑑賞した。団員4人が町を襲った津波の恐怖、変わり果てた町を目の当たりにした心境、犠牲者の分まで生きていくとの思いを朗読した。ごきげん一家は2018年に旗揚げした。これまで南三陸の民話を題材にした演劇を披露していたが、震災をテーマにした作品は初めて。今後は首都圏で公演するということである。【3月16日 東京新聞より】