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【歴史・教訓】1.17の教訓、防災絵本に 神戸の消防局職員発案/兵庫
阪神・淡路大震災の記憶を伝える防災絵本「地震がおきたら」が10月1日に刊行される。兵庫県神戸市垂水消防署消防司令の谷敏行さんが「震災で何があったのかを語り継ぎ、未来に生かしたい」と発案、市内の作家や出版社が協力した。神戸市北区出身の谷さんは当時中学2年。近所で家屋などのがれき処理を手伝ったという。消防局に入り、先輩隊員から当時の状況を常々教えられてきた。消防の限界に悔しさをにじませる一方、近所で助け合い、救命されたケースが数多いことも分かった。絵本には、地震で火災が多発すれば消防は全ての現場に対応できず、近隣との助け合いが大切になることなど、阪神・淡路をほうふつとさせる場面が登場する。易しい言葉と絵で「自助」「共助」を直感的に伝える。谷さんは「子どもの頃から防災意識が身に付いていれば、必ず次代へ受け継がれる。この絵本を災害に強い町づくりに役立てたい」と力を込める。絵本発刊後、小学校で読み聞かせをするなど防災教育に活用していく予定である。【9月8日 神戸新聞より】
▼BL出版 地震がおきたら
http://www.blg.co.jp/blp/n_blp_detail.jsp?shocd=b08192