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【歴史・教訓】600年ごとに大津波=先島諸島、過去4回-静岡大など

静岡大や琉球大などの調査で、1771年の八重山地震で大きな津波被害を受けた沖縄・先島諸島が、およそ600年ごとに大津波に見舞われていたことが9日までに分かった。八重山地震は琉球海溝付近を震源とし、「明和の大津波」と呼ばれる津波が最大で標高30メートルまで陸地をさかのぼったとされる。静岡大などの研究チームは、沖縄県・石垣島の牧場に溝を掘り地層を調査。津波で流された砂の地層や打ち上げられた石などが4層見つかった。地層には複数の地割れがあり、激しい揺れがあったと推測された。琉球海溝ではプレートのひずみが複数の小さな地震で解放され、巨大地震を繰り返しにくいとの見方を覆した。静岡大の北村晃寿教授は「地震発生の多様性を考える上で助けになる」と話している。【12月9日 時事通信より】
▼静岡大学 「先島諸島では1771年八重山津波と同規模の津波が過去2000年間に約600年の間隔で4回起きていた 」
http://www.shizuoka.ac.jp/pressrelease/pdf/2017/PressRelease_52.pdf