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【災害想定】「少雨でも崖崩れに警戒」専門家 鹿児島県上空から確認

土砂災害が専門の鹿児島大学の地頭薗隆教授は4日、九州地方整備局のヘリコプターで被害の状況を確認した。それによると、薩摩地方や大隅地方では単発的な斜面の崩壊は見られたものの、去年の西日本豪雨のような同時多発的な土石流など、大規模な被害は確認できなかったということである。その一方で、鹿児島県内では土壌の水分量が高い状態が続いているとして、引き続き少しの雨でも崖崩れなどに警戒する必要があると指摘している。さらに、崖崩れのような「表層崩壊」だけでなく、しばらくは大規模な「深層崩壊」などのおそれもあるとしている。深層崩壊は地下水が関わるため、雨がやんだあとも起きるおそれがあり、特に出水市や南大隅町など過去に同様な災害が起きた場所は注意が必要だとしている。地頭薗教授は「いつも湧き水が出ている場所で水が急激に減るなどの現象があれば、地下に異変が起きているおそれがあり、ぜひ行政などに連絡してほしい」と呼びかけた。【7月4日 NHKニュースより】 ▼気象庁 気象警報・注意報 https://www.jma.go.jp/jp/warn/