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【災害想定】住宅被害2万戸超か 屋根転落で死傷者続出 シート張り「依頼を」/千葉
台風15号による千葉県内の広域停電は、発生9日目の17日も午後8時現在で約6万戸(29市区町)に残った。家屋の損壊も県南部を中心に2万戸を超えそうで、屋根で作業中に誤って転落する事故が続出している。消防は「高齢者らは無理せず、役所を通じた作業依頼を」と呼び掛けている。自衛隊や消防では各市町村を通じて要請を受け、高齢者や障害のある人が住む家を中心にブルーシートを張る手伝いに回り、県建設業協会でも、加入業者が県との応援協定に基づいてシート張りに協力している。県は災害時の応援協定・覚書を県外自治体や業界団体、民間企業などと92種類締結(2017年度時点)。今回、自衛隊への災害派遣要請に加え、県石油協同組合との協定に基づいて浄水場稼働の燃料をまかなったり、県電業協会に傾いた照明の撤去を依頼したりと、活用を進めている。政府は17日、被害地域の支援について、約13億2千万円の予備費で対応することを閣議決定。ブルーシートなどを提供する方向である。【9月18日 千葉日報より】
▼千葉県建設業協会 台風15号に関する情報
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