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【災害想定】千島海溝 巨大地震 切迫の可能性高い 地震調査委/北海道

政府の地震調査委員会は、最新の研究結果などをもとに、北海道の沖合の「千島海溝」で今後発生すると想定される地震の規模や確率を新たにまとめ、19日公表した。想定される震源域は、千島海溝沿いの「十勝沖」と「根室沖」、北方四島がある「色丹島沖および択捉島沖」で、複数が連動した場合、マグニチュードは「8.8程度以上」の巨大地震となり、今後30年以内の発生確率は7%から40%と想定されている。この想定は、北海道東部で行われた、過去の大津波で海底から内陸に運ばれた砂などの「堆積物」の調査結果から導き出された。堆積物の調査から、前回の地震は17世紀に起きたとされていて、すでに400年程度経過していると考えられることから、政府の地震調査委員会は「北海道東部に大津波をもたらす巨大地震の発生が切迫している可能性が高い」としている。地震調査委員会の委員長で、東京大学地震研究所の平田直教授は「6年前の東北沖の巨大地震のような地震が起きる可能性が高く、津波などに十分注意してほしい」と話している。【12月19日 NHKニュースより】
▼地震調査研究推進本部 千島海溝沿いの地震活動の長期評価(第三版)
http://www.jishin.go.jp/evaluation/long_term_evaluation/subduction_fault/#chishima_t