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【災害想定】台湾で大地震 死者6人に 邦人9人含め250人余けが
日本時間の7日午前1時前、台湾東部の花蓮県から北北東におよそ20キロを震源とする地震があった。震源の深さはおよそ10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.4と推定されている。震源に近い花蓮市を中心にホテルやビルなどが倒壊したり傾いたりする被害が出ている。今回の地震では、複数の建物が大きく傾く被害が出ているが、このうちホテルや住宅、飲食店が入居していた12階建ての建物について、建物の耐震対策が専門で、日本建築学会元会長の東京工業大学の和田章名誉教授は、「鉄筋コンクリート製で、低い階が崩れ、それにより建物全体が倒れる被害が出ている。地震の力が最も働くのは、建物の1階や2階など低い階で、しっかりとした設計がされていないとこうした被害が出てしまう」と述べ、地震の力が低い階に集中した結果、建物が大きく傾き、被害の拡大につながった可能性があると指摘している。【2月7日 NHKニュースより】
▼外務省 台湾:台湾東部での地震に伴う注意喚起及び情報提供依頼(新規)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2018C022.html