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【災害想定】地下の岩石、著しく風化か 大分の土砂崩落、調査団見解

大分県中津市耶馬渓町で11日未明に起きた土砂崩れで、国土交通省の依頼を受けて現地調査した専門家調査団は11日夜、斜面の地下の基礎となる岩石が著しく風化し、いつ崩れてもおかしくない状態になっていたとの見解を示した。現場は溶結凝灰岩や安山岩など火山性の岩石の上に、厚い土砂の層が載っている構造。ヘリで上空から調査した国土技術政策総合研究所の桜井亘・深層崩壊対策研究官は「崩壊の発端は基礎の岩石が崩れたことと思う。非常に風化して、強度が低くなっていた。大雨は降っておらず、地下水の影響は低かったのでは」と説明した。崩壊現場の上にのぼって調査した九州大の三谷泰浩教授(岩盤工学)も、「岩石に無数に亀裂が入っていた。風化が著しい」と話した。【4月12日 朝日新聞より】
▼国土交通省 大分県中津市耶馬溪町金吉の土砂崩れに関して土砂災害専門家を派遣しました
http://www.mlit.go.jp/report/press/sabo02_hh_000050.html