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【災害想定】大規模山腹崩壊現場「危険性を再確認」 日田・小野地区、地滑り調査住民説明会/大分
大分県日田土木事務所は、昨年7月の九州北部豪雨で発生した日田市小野地区の大規模な山腹崩壊現場に「広範囲な地滑りブロック(区域)が存在する」などとした調査結果をまとめ、23日夜に小野振興センターで住民説明会を開き、報告した。調査は3月上旬~4月上旬に実施。崩壊現場での土砂災害の種類を「地下水の影響を受けての地滑り」と位置づけ、「上部の一部に亀裂や段差が認められ、広範囲に地滑りブロックが存在する」と再確認した。集中豪雨など最悪の場合は、昨夏と同規模の土砂量の崩壊が発生する可能性があるということである。一方、小野川下流の3地点には地滑りブロックは存在せず、上流3地点も「存在する可能性はあるが地形的に不明瞭で活動性は低い」と指摘した。県は現在、防止対策工事実施を進めており、また、土砂災害警戒区域の拡大指定も検討する。【4月25日 毎日新聞より】
▼大分県 日田市小野地区における地すべりに関する作業状況について
http://www.pref.oita.jp/soshiki/17400/hitaonojisuberisagyoujyoukyou.html