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【災害想定】新燃岳「今後、規模大きな噴火の可能性も」/鹿児島・宮崎

鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の新燃岳について、火山噴火予知連絡会は19日午後、鹿児島市内で臨時の会合を開き、活動状況や今後の見通しを分析した。その結果、地殻変動のデータによると、新燃岳北西の地下深くにあるマグマだまりから、新燃岳にマグマが移動したと解釈できることや、マグマに由来する火山ガスの1日当たりの放出量が一時的に1万トンを超えたことなどから、今回の噴火は「マグマが関与した噴火だと考えられる」としている。そのうえで、地下深くのマグマだまりには現在もマグマが蓄積されていて、「今後、多量のマグマが新燃岳直下に供給されれば、規模の大きな噴火が発生する可能性もある」という見解をまとめた。火山噴火予知連絡会の会長で京都大学の石原和弘名誉教授は、「直ちに規模の大きな噴火につながるかはわからないが、多量のマグマが新燃岳の直下に供給され大きな噴火が起きると、火砕流や大きな噴石が飛ぶおそれがあるので警戒してほしい」と述べた。【10月19日 NHKニュースより】
▼気象庁 火山噴火予知連絡会拡大幹事会-霧島山(新燃岳)の火山活動に関する見解等について-
http://www.jma.go.jp/jma/press/1710/19b/yochiren171019.html