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【災害想定】最大降水量を更新、比較的豪雨が少なかった北日本でも

全国の雨量観測所の2012年以降の統計を気象庁が調べたところ、約3割の地点で、1時間当たりの降水量が観測史上最大を更新していたことが分かった。2012年以降、今年7月末までの間、全国で最大降水量を記録したのは熊本県甲佐町の150.0ミリ(2016年6月)。九州北部豪雨(2017年7月)では福岡県朝倉市で129.5ミリを観測した。地球温暖化による気温の上昇は大気中の水蒸気量を増やすため、大雨は増加するとされる。名古屋大の坪木和久教授(気象学)は今回の統計について、「これまであまり降らなかった北日本でも豪雨が増えている。想定を超える雨がどの地域で降ってもおかしくないということを表している」と分析。その上で「過去の経験に基づく対策だけでは不十分。気候変動の最新の研究結果など新たな知見を採り入れ、対策を取る必要がある」と指摘している。【10月15日 朝日新聞より】
▼気象庁 降水の状況
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/pre_rct/index24_rct.html