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【災害想定】石川県で震度5強 津波の心配なし
13日午前2時18分ごろ石川県で震度5強の揺れを観測する地震があった。気象庁の中村雅基地震津波監視課長は、13日午前4時半から記者会見を開き、「揺れの強かった地域では落石や崖崩れなどの危険性が高まっているので今後の地震活動や雨に十分な注意が必要だ。今後1週間ほどは最大震度5強程度の地震に注意し、特に2、3日程度は規模の大きな地震が発生することが多くあるので注意してほしい」と呼びかけた。気象庁によると、石川県で震度5強以上の揺れを観測したのは、今から13年前の平成19年3月25日、能登半島沖を震源とするマグニチュード6.9の地震で、石川県七尾市や輪島市などで震度6強を観測した「能登半島地震」以来である。東京大学地震研究所の古村孝志教授は「今回の地震の震源は、平成19年3月に震度6強を観測した『能登半島地震』の余震域の北側にあたる。内陸直下の浅いところで起きたため、震源近くでは地震の規模のわりに揺れが大きくなったと考えられる」と話している。【3月13日 NHKニュースより】
▼気象庁 令和2年3月13日02時18分頃の石川県能登地方の地震について
http://www.jma.go.jp/jma/press/2003/13b/202003130430.html