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【災害想定】震源付近、プレートのひずみ集中 過去にもM6超の地震/新潟・山形
新潟、山形両県などを襲った今回の地震の震源付近は、北海道沖から新潟県佐渡島沖にまたがるプレート境界付近のひずみが集中する一帯で、これまでもしばしば大きな地震を引き起こしてきた。京都大防災研究所の西村卓也准教授(測地学)によると、この一帯は北海道や東北が乗った北米プレートと、西側にあるユーラシアプレートとの境界にある。南海トラフのようにプレートが沈み込む形ではなく、2つのプレートがぶつかり合っており、ひずみが集中している。政府の地震調査研究推進本部は、この一帯の「日本海東縁部」について、30年以内の発生確率を調べる長期評価の対象としている。気象庁は19日未明に開いた会見で、今回の地震は東西方向から押し合う力が働いて起きた「逆断層型」と説明。新潟地震や日本海中部地震も、同様の逆断層型だった。中越地震では、震度6強の揺れが複数回立て続けに起きた。西村さんは「今回も、同程度の地震が今後起きる可能性がある。警戒を怠らないでほしい」と話す。【6月19日 朝日新聞より】
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