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【災害想定】12時間雨量400ミリ超で土砂崩れ集中 九州豪雨、九地整が分析 地質関係なく被害

国土交通省九州地方整備局の分析で、九州豪雨では、12時間の最大雨量が300ミリを超えた地域で土砂崩れが起き始め、400ミリを超えると集中的に土砂崩壊が発生していたことが分かった。土砂崩れが起きた地質は、もろい花こう岩類が中心だが、400ミリ以上の地域では変成岩類や火山岩類の地質帯でも確認されており、地質に関係なく土砂崩壊が発生していた。一方、福岡大の村上哲教授(地盤工学)は、3時間雨量に着目し、短時間に激しく降った場合の被害を分析。3時間の最大雨量が250ミリを超えた山間部の福岡県朝倉市黒川地区付近で土砂崩れが相次いだことなどから「250ミリを超えると、地質に関係なく土砂崩れが発生する」と指摘。200ミリ程度の赤谷川流域でも被害が出た原因については「周辺は花こう岩類の地質で、地盤のもろさが影響した」とみている。【10月19日 西日本新聞より】
▼国土交通省九州地方整備局 平成29年7月九州北部豪雨災害に関する情報
http://www.qsr.mlit.go.jp/bousai_joho/H29hokubugouu.html