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【災害想定】30年以内に震度6弱以上、東北で確率上昇 地震調査委

政府の地震調査委員会は26日、全国各地で震度6弱以上の巨大地震に襲われる確率などを示した「全国地震動予測地図」の2020年版を公表した。都道府県庁がある市の市役所(東京は都庁)を基準に算出した震度6弱以上の地震の発生確率が2018年版比でもっとも大きくなったのは10ポイント増の和歌山市。地盤の評価手法を見直したためで、揺れやすくなったと評価された。東日本大震災の余震など、大きな地震が続く東北地方は県庁所在地6市の平均で約1.17ポイント増えた。発生確率が高まったのは、東日本大震災の余震のデータを計算に加えたのが大きな要因。2018年版までは東日本大震災の余震データが不十分で、計算から除いてきた。調査委員会の平田直委員長(東京大学名誉教授)は「余震のデータが加わったので東北沖の地震活動が活発だとみられ確率が高まった」と話す。関東地方は、地盤の固さを評価する手法に新たな計算方法を取り入れたことで、従来よりも地震で揺れにくいと評価された。【3月26日 日本経済新聞より】
▼地震調査研究推進本部 全国地震動予測地図2020年版
https://www.jishin.go.jp/evaluation/seismic_hazard_map/shm_report/shm_report_2020/