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【熊本地震】地下水のヘリウム、地殻の歪みで増加−東大が評価

東京大学大気海洋研究所の佐野有司教授らは、地震による地殻の歪みが大きいほど、地下水に含まれるヘリウムが多くなると明らかにした。京都大学、熊本大学、東北大学との共同研究。成果は29日、英電子版科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。4月に発生した熊本地震の震源地付近の地下水が含むヘリウムの量は、地震発生前と比べて多くなっていた。帯水層の岩石が地震により破壊され、岩石中のヘリウムが地下水に流出したと考えられるという。地下水が含むヘリウムを定期的に観測すれば、防災に役立てられる可能性がある。【11月30日 日刊工業新聞より】
▼東京大学大気海洋研究所 熊本地震に伴う地下水中のヘリウム異常と地殻の歪み変化
http://www.aori.u-tokyo.ac.jp/research/news/2016/20161129.html