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【防災力強化】大陸の風ぶつかる「収束帯」、37年ぶり大雪招く 北陸

福井県福井市では6日午後2時に136センチの積雪を記録した。最大196センチの積雪を記録した1981年の「56豪雪」以来、37年ぶりの大雪となった。大阪管区気象台などによると、冬型の気圧配置が強まり、日本列島の上空に強烈な寒気があったことに加え、大陸からの二つの風がぶつかる「収束帯」が日本海上に発生し、福井県上空に到達したことが原因とみられる。大陸からの風は、朝鮮半島北部の白頭山など2000メートル以上の山脈で両側に分かれ、日本海へと抜ける。分かれた風は、それぞれ北寄りと西寄りの風となって日本海上で合流する。ここで日本海からの水蒸気の供給を受け、雪雲が帯状に発生する。「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」と呼ばれる。今回はJPCZが4日から6日にかけて福井県上空で停滞して雪雲が次々と流れ込んだことで、大雪を招いたと考えられるということである。【2月6日 朝日新聞より】
▼大阪管区気象台 大雪に関する緊急発表
http://www.jma-net.go.jp/osaka/topics/H29/20180202oyukizyouhou.pdf