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【防災施策】「満ぱい、もうダメ」 災害ごみ問題深刻化/長野

台風19号の豪雨で千曲川の堤防が決壊し、約5000棟が浸水した長野県長野市では、住宅から出る家財道具などの「災害ごみ」の問題が深刻化している。市は仮置き場を開設したが、9種類に分別して出す必要もあって、住民らからは「遠すぎる」「分別する余裕がない」との悲鳴が上がり、中には近場の公園や畑にごみを捨てている人もいる。ごみが防火水槽のある敷地に積まれ、火災の2次災害の危険も出てきている。市は仮置き場を3カ所開設し、不燃物、金属くず、家電など9種類の分別をして出すよう求めている。市指定の仮置き場では、車の渋滞が起きるなど運び込む作業に時間がかかる事態にもなっている。国土交通省は「緊急事態」として地元の自治会と協議し、堤防脇の一角に災害ごみの一時仮置きを許可した。県の要請を受けた自衛隊は、赤沼公園と同市大町にたまっている災害ごみから順次、市の仮置き場に搬出する作業を進めている。市廃棄物対策課は、焼却施設や埋め立て地に運んで処理する必要性からごみの分別を求めており、「仮置き場も遠くてご迷惑をかけますが、できる限りのことをしており、ご理解いただきたい」としている。【10月25日 毎日新聞より】
▼長野市 台風19号に伴いご家庭から出た災害ごみの出し方
https://www.city.nagano.nagano.jp/site/kateigomi/439071.html