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【防災施策】やさしい日本語、外国人に指南本 福岡市確実に伝達、被災に備え/福岡

福岡県福岡市が、日本語を十分に理解できない外国人に必要な情報を簡潔に伝える「やさしい日本語」を解説したガイドブックを作成した。ガイドブックは、やさしい日本語の7つのポイントを紹介。「一文は短く」「二重否定は避ける」「『おそらく』などあいまいな言葉は使わない」ことを提唱している。外国人を戸惑わせる用語集も災害時編75例、日常生活編40例に分けて掲載。災害時編では、海外では少ない地震災害に関する記述が多い。東日本大震災では「津波」の意味が分からずに外国人が逃げ遅れたケースや、熊本地震では「配給」「給水」といった言葉が分からなかったなどの例が報告されている。こうした事態を受け市は、やさしい日本語を提唱した弘前大の佐藤和之教授(社会言語学)の協力を得て、1年がかりで完成させた。災害時に10カ国語で情報発信を行うラジオ局「LOVE FM」と協定を結んでいる市は同局に、やさしい日本語での放送も要請。本年度中に、全市職員対象に講義や研修も行う予定である。【5月26日 西日本新聞より】
▼福岡市 やさしい日本語の作り方
http://www.city.fukuoka.lg.jp/soki/kokusai/shisei/japanese/makingeasyjapanese.html