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【防災施策】京都市が防火・避難ガイドライン作成 「三つの心得」紹介

京都アニメーション第1スタジオの放火殺人事件を受け、京都市は防火・避難のためのガイドライン「命を守る建物にする心得集」を作成した。建物のオーナーと設計者に一緒に安全・安心を考える材料にしてもらおうと作成した。対象は主に新規に建築するオーナーで、3、4階建て500~1000平方メートル程度の中小規模の建物を想定している。心得1は「有効な避難ルートを確保する(メインルート)」。避難者は普段から使う近くの出口を選ぶ心理を踏まえ、そうした階段や廊下をメインの避難路として設定し、階段を熱や煙に強い防火戸で区画することを推奨した。心得2は「煙の対策をする」。煙を建物の内部で広げないよう自動的に閉まる扉の使用を推奨。心得3の「日常利用する階段で逃げられないことも想定する(サブルート)」では、煙の影響を受けにくい外部階段の設置を提案した他、階段から離れた場所に避難用のはしごを備えたバルコニーを設置することを挙げた。また京都市消防局はこのガイドラインとは別に、放火など通常の避難ができない特殊な火災の際の避難指針を年度内に策定する方針である。【2月18日 毎日新聞より】
▼京都市 防火・避難ガイドライン「命を守る建物にする心得集」の配布について
https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000264324.html