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【防災施策】南海トラフ事前避難検討 湖西、伊豆、河津をモデル地区に/静岡
静岡県は、南海トラフ地震の臨時情報(巨大地震警戒)の発令に備え、高齢者や障害者、乳幼児ら要配慮者に配慮した事前避難のあり方を検討するモデル地区に湖西と伊豆、河津の2市1町を選定し、1日、県議会危機管理くらし環境委員会に報告した。対象者の特性などに応じた避難速度、津波到達時間を設定し、避難開始までにかかる時間、高所への移動時間、避難可能な範囲などを3市町ごとに策定する。月内にも各市町でワークショップを設け、地元行政や自治会、介護の関係者らと協議を始める。県危機政策課によると、臨時情報が発令された際に健常者、要配慮者にかかわらず速やかに行動すべき「事前避難エリア」も検討する方針である。南海トラフ巨大地震の対応を巡っては、3月に新たな政府指針(ガイドライン)が示され、静岡県も県版ガイドラインの策定を進めている。【7月2日 静岡新聞より】 ▼静岡県 東海地震の事前対応の見直しについて https://www.pref.shizuoka.jp/kinkyu/nankaitorahu.html