運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

ニュース

防災関連の最新ニュースをご紹介

記事が削除される等の理由で、リンク切れとなる場合があります。ご了承下さい。

【防災施策】台風19号浸水「想定外」 川崎市職員が検証報告書案/神奈川

神奈川県川崎市内に大きな被害をもたらした昨年10月12日の台風19号から間もなく半年。市は8日、多摩川の水が逆流した市内の「排水樋管」や河川周辺に関する浸水と、地下収蔵庫が水没した市民ミュージアムが立地する等々力緑地の浸水について、それぞれ検証報告書案をまとめた。報告書案によると、緑地周辺の雨水は約1キロ離れた等々力ポンプ場から多摩川に排水しているが、台風で多摩川の水位が緑地周辺のマンホールよりも高くなり、あふれた雨水などが内水氾濫を起こし、同館や近くのとどろきアリーナなどに流れ込んだ。市民ミュージアムの浸水については、原因が「想定外の内水氾濫」だったとして、今回の対策は十分だったと結論づけた。地下収蔵庫内の浸水の跡などから、同館には約1万6千トンの水が流れ込んだと算定したが、ポンプ車で排水した量は約4万7千トンに上っており、雨水の他に地下水なども入ったと推定した。今後の台風に対しては、応急的に土のうの設置で浸水を防ぐと決めた。ただ、多摩川が氾濫した場合、市の洪水ハザードマップでは、5~10メートル以上の浸水が予想されていることから「土のうで防ぐことは困難」として、今後の施設運営方針を検討する中で対策を話し合うとしている。【4月9日 東京新聞より】
▼川崎市 川崎市市民ミュージアムの復旧等に関する庁内検討会議の資料について
http://www.city.kawasaki.jp/250/page/0000116670.html