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【防災施策】台風19号 栃木県 中小河川の多くで氾濫情報出されず

台風19号によって、栃木県内では少なくとも40の河川で決壊や氾濫が発生し、この多くは水位計が少なく監視が手薄な中小の河川だった。氾濫が確認された県内16の自治体にNHKが取材したところ、8割にあたる13の市と町が「災害発生情報」を出していなかったことが分かった。このうち足利市では市内を流れる旗川などが氾濫したが、市によると、最も大きい渡良瀬川の監視に手いっぱいでほかの川の情報を確認できなかったということである。また、新川が決壊した下野市は「水防団が監視をしていたが、夜間で正確な状況が分からず、情報を出せなかった」と話している。防災マネジメントが専門の宇都宮大学の近藤伸也 准教授は「監視が手薄な中、情報を出すには氾濫の発生を現地で実際に確認しなければならず、簡単ではない。自治体の情報だけに頼らず、早めに安全な場所に避難してほしい」と話している。【11月15日 NHKニュースより】