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【防災施策】水害タイムラインの本格運用開始 吉井川水系、被害最小化狙い/岡山
台風や豪雨時における岡山県の吉井川水系の大規模氾濫に備え、流域自治体など関係37機関の役割を時系列で定めた「吉井川水害タイムライン」の本格運用が15日、始まった。タイムラインは、水害が予測される3日前からの対応について、大雨・洪水警戒レベル(1~5)に応じて7段階に分類。2日前には県などのダム管理者が事前放流の実施を判断したり、高齢者らの避難が必要な「レベル3」では市町村が避難所を開設したりするなど、各段階でチェックする計458項目を明記している。昨年7月に立ち上げた検討会(座長・西山哲岡山大大学院教授)が取りまとめた。タイムラインは、国管理だけでなく、県管理区間も含めて策定した。昨年6月の高梁川水系に続いて全国2例目で、2017年3月に国管理区間を対象に作った旭川も県管理区間への拡大を検討している。【6月15日 山陽新聞より】
▼気象庁 『吉井川水害タイムライン≪令和2年度版≫』完成報告について
http://www.cgr.mlit.go.jp/okakawa/kouhou/kisha/R2/200610kisha/200610kisha.pdf