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【防災施策】災害ごみ仮置き場に課題 静岡県内、自治体でばらつき

西日本豪雨の被災地で、多くの自治体が事前に計画を作っていなかったため初動が遅れたとされる災害廃棄物の処理。静岡県内では、ほとんどの自治体が計画を策定済みだが、廃棄物の仮置き場の候補地が住民に公開されていなかったり、仮設住宅建設予定地などと同じだったりするケースがあり、実際に災害があった際に円滑に処理が進むかどうか課題を残す。藤枝市は「あらかじめ市民に周知して災害時の混乱を避けたい」として、77カ所ある公有地の仮置き場候補地を処理計画に明示する。一方、静岡、浜松の両市は処理計画に仮置き場の候補地を具体的に示していない。静岡市は「仮置き場として指定する前から災害ごみが置かれてしまう懸念がある」などと指摘。浜松市は「事前に公表すれば、住民から苦情が寄せられる可能性がある」と非公開にする理由を説明する。県廃棄物リサイクル課は「日頃のごみ収集場所と同様、仮置き場の候補地についても公開するのが理想」とした上で、「災害時の使用目的が重複している土地は、実際に仮置き場として利用できない可能性もある。あらかじめ民有地を借りる協定を検討するなど、処理計画を常に改善していく必要ある」と指摘した。【7月20日 静岡新聞より】
▼静岡県 災害廃棄物処理計画
http://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-040/saigaihaikibutsusyorikeikaku.html